Link Collective
Mountain Folds - 藍染暖簾
Mountain Folds - 藍染暖簾
受取状況を読み込めませんでした
受注生産
900 × 1500 mm
インド綿
天然藍染・筒描き
日本製
本品は、一点ずつ制作する受注生産品です。
ご注文からお届けまで、約5〜6か月のお時間をいただきます。
暖簾というかたち
空間を隔てながら、その先の光や風、人の気配を残す暖簾。
日本では古くから、住まいの日差しや風を和らげたり、店先を示したりと、暮らしの中でさまざまな役割を担ってきました。
布と余白によって空間をゆるやかにつなぐその佇まいは、現代のインテリアにも自然に溶け込みます。
出雲の藍
制作を手がけるのは、島根県出雲で四代、五代と染めの技を受け継ぐ永田染物店。
天然藍と、日本に古くから伝わる防染技法「筒描き」を用い、一点ずつ手作業で染め上げています。
蒸した米から作る糊を筒に入れ、布の上に直接模様を描く筒描き。糊が藍を防ぐことで、深い藍の中に白い線が浮かび上がります。
藍は染め始めるまでに2〜3週間かけて発酵させ、布を藍甕に浸しては乾かす工程を繰り返します。
染め重ねる回数や布を浸す深さを変えることで生まれる、繊細な藍のグラデーション。手仕事ならではのわずかな揺らぎとともに、一枚の布に奥行きのある風景をつくり出します。
染め上がった布は高瀬川の水で洗い、竹竿に掛けて自然乾燥させます。
時間と手仕事を重ねながら、一枚ずつ仕上げられる暖簾です。
Mountain Folds
デザインは、ロンドンを拠点に活動するアーティスト/デザイナー、Hannah Waldron。
「Mountain Folds」は、Hannahが越後妻有を自転車で旅したときに目にした風景から生まれました。
霧の朝、幾重にも重なる山々が、薄い紙を折り重ねたように現れ、遠くへと消えていく。その記憶が、藍の濃淡による静かな風景へと置き換えられています。
作品の中に置かれた赤い四角は、越後妻有の自然の中に点在するアート作品の存在を象徴しています。
Hannahは同時に、筒描きという技法そのものにも着目しました。
職人の手によって描かれる線と、藍甕に布を浸す深さによって生まれるグラデーション。その伝統的な工程に自身のデザインを委ねることで、どのような表情が生まれるのか。
現代のデザインと日本の手仕事、その二つが重なり合うことで生まれた作品です。
Share
